滋賀居合道友会 柳生合宿 2日目

平成28年6月4日・5日の2日間にわたり、奈良県の柳生市において、滋賀居合道友会の三大お楽しみ会の一つである「柳生合宿」がありました。

 

 6月5日(日)は、早朝の座禅から稽古開始です。先日、遅くまで飲明かしていた割には、皆さん寝坊する事もなく起き  てこられました。

 

座禅は、昨日稽古をした【柳生正木坂剣禅道場】で行われます。

 

撮影をしている当方には、精神統一しているのか、はたまた寝ているのか判断がつきませんが。。。。(-_-)zzz

 

  

 

合宿2日目は、「番外の形」を稽古いたします。

番外は、全部で4本あります。

 

1本目:速浪 2本目:雷電 3本目:迅雷 4本目:四方切り(悪魔払い)

 

番外の形は、基本的に複数の技を組み合わせたものです。その本義は、いかに激しく動くとも体が崩れる事なく

技を行うところにあります。

 

日頃の稽古では、時間がない為に練習しませんが、合宿では時間がたっぷりとある為、時間を掛けて練習します。

 

 

 

合宿2日目の最後は、個人演舞で合宿の成果を披露します。

 

 

個人演舞:野村 剣士
技名

正座:1本目 前

(抜きつけ)

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我が前に座する敵、我に切り掛らんとする気配ありたる為、我対敵に先んじて、敵の上腕、頸部あるいは顔面に左から右に横一文字に斬りつけ、すかさず上段にとり、真っ向より斬り落とし、勝を制する。

 

大事な事は、刀の抜き付けと腰を上げる調子を合わせる事です。

 

個人演舞:堀尾 剣士
技名

抜刀法:3本目 追撃刀

(上段に構える)

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我、歩行中、正面より仕掛け来たらんとする敵に対し、右袈裟懸けに斬りつけ、下がらんとする敵の顔面に切りつけ、さらに追撃して真っ向に切り下ろす。

 

上段に構える時の注意点は、柄頭が自分の額の前にあり、刀の角度は60度ぐらいが基本です。

 

切り倒した敵を注視しながら素早く上段に構えます。

 

個人演舞:布谷 剣士
技前

立膝:2本目 虎一足

(脛囲い)

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立膝にて対座し、対敵が立ち上がりざま、我右足に斬り付けたる敵刀を我、右斜め前にて打ち払うが如く受け止め、透かさず反撃して勝を制する。

 

脛囲いの時、切っ先は自分の右足小指から

外に1~2寸、前に7~8寸、床より2~3寸の

所にあるのが、良いと言われます。

 

また、敵刀を受け止めるときは、受け払う心持ち

似て受け止める事も大事です。

 

ポイントは、刀が当たる瞬間の右手掌中拇指の押し込みです

 

個人演舞:島田 剣士
技名

立膝:5本目 颪

(顔面 打ち突き)

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正面に対し、左向きに立膝にて座し、同方向に座したる敵が、右手にて我が柄頭を抑えに掴みきたらんとするところを、柄頭を左外側に外して対敵の顔面に打付け、下がらんとする敵に右袈裟懸けに斬り付け、引き倒し、上段にとりて真っ切り落とし、勝を制する。

 

対敵の顔面に打ち突きたる時の柄頭の位置は

己が踏み立てたる膝より内側にある事。

 

また、虚をつかれた敵の顔面に透かさず柄頭を上から打ち突く事も大事です。

  

 

個人演舞:竹内 剣士
技名

刀法:5本目 切先返し

(刺突)

コメント

正面の敵、上段より斬りかかりたる敵刀を受け止め摺り落とし、切先にて対敵の顔面に切り付け、刺突し、勝を制する。

 

刀法は、各流派より共通の技を5本選定しその技に含まれる刀の運用、体捌きなどを修練するのが目的です。

 

切先返しは、伯耆流の技で入り身の体捌きを習得する目的で刀法に取り入れられました。

 

敵の刀を摺り落として切先で斬りつけた後の体勢は入り身となり、刺突する時の体勢も入り身と

なります。

 

※入り身とは、正面に対して自分の体が90度  

 横を向いた体制で、前足は正面を向き、後ろ

 足は90度開いた状態のことです。

  

2日間の合宿も無事に終わり、最後はお互いに礼をして、お世話になった柳生正木坂顕禅道場の掃除をし

集合写真を撮りました。

 

 

 

 

また来年もここに来て、どっぷりと居合いの修行には、励みたいと思います。

 

 

 

 

https://youtu.be/yN-nnd2aL_Q: 柳生合宿1日目のハイライトです。

 

https://youtu.be/CU3bWT1aZS0:柳生合宿2日目のハイライトです。

※1日目に練習していた島田剣士の早抜きの模様が収めてあります